大好きな彼と婚約!結婚式までにしておくことってどんなこと

2019.06.3 更新

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婚約と結婚の違いとは

 

婚約と結婚は違うということは分かっているものの、何がどう違うか詳しく説明するのは難しいと感じる人は少なくないのではないでしょうか。

まずは、婚約と結婚の違いをはっきりさせておきましょう。

婚約(エンゲージ)とは

・結婚する約束を交わすこと

婚約は漢字からも分かるように、結“婚”の“約”束を交わすという意味です。婚約が成立するのは一般的にプロポーズを承諾し、お互いが結婚する意志をはっきりさせたときです。

婚約した段階で二人は婚約関係に入り、互いのことを婚約者(フィアンセ)と呼べるようになります。

・形式は自由

婚約をしたからといって、役所で何らかの手続きをしなければならないわけではありません。結婚とは違い、婚約した段階で役所に提出する必要がある届出書類はないので、婚約を成立させる形式は自由です。

一般的には、男性がプロポーズで結婚の意思を伝えて婚約指輪を贈り、相手がそれを受け取るというのが婚約の形式になっています。

ただ、必ずしもそうでなければならないという決まりはありません。婚約指輪を贈らなくても、「結婚してください」「はい。お願いします」という口約束だけでも、二人が真剣であれば婚約したということになります。

・夫婦になるお互いの合意

婚約をすることは夫婦になるお互いの合意なので、結婚する意識を高めることができます。婚約後にお互いの両親のところに挨拶をしにいき承諾を得ると、両家の両親から認められた婚約者となります。

結婚(マリッジ)とは

・法律がからむ

結婚は、役所に婚姻届けを提出して受理された段階で成立します。法的に夫婦となり、お互いに対して様々な義務・権利が発生します。

結婚によって発生する義務は民法で定められています。その中には、同居してお互いに協力し扶助する義務、夫婦がお互いに性的純潔を保つ義務(貞操義務)、子供の日常の世話や教育を行う義務(実子の監護義務)などがあります。

民法には、結婚によって取得できる権利についても規定しています。離婚時に財産が少ない方の配偶者は、財産が多い配偶者に対して財産を分与するように請求する権利があります(財産分与請求権)。

また、配偶者が死亡した場合には、生存している配偶者が死亡した配偶者の遺産を2分の1から4分の3までの範囲内で相続する権利があります(相続権)。

・夫婦として名字が一緒になる

民法750条には「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する」と定められています。結婚すると、夫と妻どちらかの名字を選んで一緒の名字になります。

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婚約期間で知っておきたいこと

 

プロポーズを承諾してもらって、お互いの意思が固まったら、結婚に向けての準備が始まります。婚約期間中に何をする必要があるのかみていきましょう。

婚約期間にしておくことを知りましょう

 

・両家のご挨拶

プロポーズが成功したら、次にするのが両親に結婚する承諾を得ることです。結婚する意志が固まったら、なるべく早いタイミングで挨拶に行くようにしましょう。

彼女の両親から挨拶するのが一般的です。1ヵ月くらい前に挨拶に伺いたいということを伝えるようにしましょう。

・両家の顔合わせ

お互いの両親から結婚の承諾を得られたら、両家の顔合わせの日程・お店を決めていきます。地元が一緒であれば双方がアクセスしやすい場所を選び、地元が離れている場合は女性側の両親の地元で食事会を開くのが一般的です。

どのような形で顔合わせをするかは、親の年代や地域のしきたり、結婚に対する価値観などで大きく異なります。事前にどんな形で顔合わせするのが望ましいのか、お互いの両親に確認しておくとよいでしょう。

・式場の下見や予約

どこで式を挙げるか、どんな式にしたいか、どのくらいの規模にするか、どのくらいの予算かなどを決めてから式場の下見を始めましょう。

気になる式場が絞れたら、相談会やブライダルフェアに足を運んで決定していきます。両親の意見も聞いてみると、参考になる情報を得ることができるかもしれません。

・ウェディングリングを選ぶ

結婚指輪もサイズを調整したり、名前や記念日の刻印をしたりしようとすると、届くまでに3カ月ほど時間がかかることがあります。余裕をもって購入しておきましょう。

・職場への報告

両家の顔合わせも終わったら、職場へも報告しておきましょう。結婚を機に退職するのであれば報告が必要になりますし、続けるとしてもハネムーンのための長期休暇を取りたいと思ったら、やはり事前に報告しておくのがベターです。

おめでた婚の場合は産休を取る必要が出てくるので、出産予定日が分かったら上司に早めに伝えておくようにしましょう。

・結婚式準備

式場を正式に予約したら、担当者との打ち合わせが始まります。衣装やヘアメイク、料理や飲み物、会場の装花や演出をどうするかなど、決定すべきことはたくさんあります。

式場と日程が決まったら、2~3カ月前に招待状を発送するようにしましょう。また、受付や友人代表スピーチ、二次会の幹事をお願いする人には、早めに声をかけておくようにしてください。

・新婚旅行の手配

結婚式の準備で忙しいと、新婚旅行の手配が後回しになってしまいがち。職場の休暇との絡みもあるので、早めに手配を完了させておくのがおすすめです。

結婚を機にパスポートの名前を変更したいという人は、申請から受理まで3日間必要になるので、早めに申請しておくようにしましょう。

婚約の期間はどれくらいなの?

カップルによって、婚約から結婚までの期間は幅がありますが、平均的な期間としては12カ月とされています。

「12カ月は長い」と思うかもしれませんが、プロポーズしてから式を挙げるまでやるべきことが多くあるので、実際にはあっという間に時間が過ぎていくものです。

1年間四季を通していろいろなイベントを一緒に過ごせば、お互いのこともよりよく理解していくことができるでしょう。

もちろん、どのくらいの期間が必要かはカップルによって変わってきますので、まずは二人で婚約期間にしておくことのリストをまとめてみるようにおすすめします。

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婚約の証をのこしたい!

婚約の証になるのが、エンゲージリング(婚約指輪)ですね。また、最近では友人に婚約したことを知らせるパーティーを開くカップルも増えてきているようです。

幸せの象徴 エンゲージリング

 

・エンゲージリングとマリッジリングの違い

プロポーズの際に男性が女性に贈るのがエンゲージリング。それに対して、結婚の証として夫婦がつけるのがマリッジリングになります。

エンゲージリングはダイヤモンドがついたリングが選ばれることが多く、マリッジリングはシンプルなデザインのリングが好まれています。

・エンゲージリングの相場

35万9千円がエンゲージリングの全国平均です。プラチナの枠に0.2~0.3カラットのダイヤモンドがついているリングが多く購入されています。

笑顔溢れる 婚約パーティー

・婚約パーティーとは?

婚約したことを、家族だけでなく友人にも知らせるパーティーのこと。最近では、結納の代わりに婚約パーティーを開くことにするカップルも増えてきています。

・パーティーのスタイルは?

フォーマルからカジュアルなスタイルまで、自分たちの好みに合わせて行なうことができます。女性のドレスはウェディングドレスのようなものではなく、カクテルドレスなどが一般的です。

・婚約記念品の交換や誓約書に署名

パーティーでの演出として、婚約記念品の交換や誓約書に署名などがあります。記念品を交換したり、誓約書に署名したりすることで、結婚への決意が固まりますので、些細なことで婚約破棄をするといったことを避けることができます。

・婚約パーティー後には結婚式を

婚約パーティー後には結婚式と考える方が多いかと思います。

そんなときは、ウエディングの総合プロデュースを手掛けているクチュールナオコにご相談ください。豊富な経験も持つプロのスタッフが、ウエディングの段取りや演出の相談などのご希望に応じたプランをご紹介します。前撮り、海外ウエディングもお任せください。

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まとめ

婚約してからは、これから一緒になる二人でいろんなことを決めていきます。やらないといけないことがたくさんあるので大変でもありますが、協力して物事を決めていくことで二人の絆も強くなるはずですよ。有意義な婚約期間を過ごせるように、この記事を参考にプランを立てていってくださいね!

この記事を書いた人

クラウディア編集部

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