一生に一度!うっとりするバージンロードの歩き方や演出まとめ

2019.06.7 更新

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

バージンロードとは


バージンロードがどんなものなのか知っていても、それが持つ意味についてはなかなか知る機会がありませんよね。バージンロードにはどんな意味があるのでしょうか。

教会にある祭壇までの通り

バージンロードは、教会にある祭壇までのaisle(通り、通路)という意味がありますが、実は和製英語です。英語表記では、wedding aisleとなり、直訳すると「結婚の通路」という意味になります。

バージンロードのはじまりは欧米だと言われています。
その昔、教会には魔物がいるとされており、教会までの通路に布を敷いて清めることで、教会へ向かう花嫁を守っていたといわれているのです。

その言い伝えがそのまま現在のバージンロードの起源となり、チャペルの入り口から神父や新郎が待つチャペルまで向かう通路に、赤い布が敷かれるようになりました。

バージンロードの素敵な言い伝え

バージンロードは花嫁の一生を現しているという言い伝えもあります。
チャペルの扉を開けた瞬間から父と共に歩く道は、花嫁の誕生からこれまでの生い立ちを振り返るための道であり、新郎と交差して父が新郎に新婦を託す地点では現在を現します。

さらにその先に新郎と共に歩んでいく道は、これから2人が一緒に歩く未来を表現しているのです。
バージンロードはただ歩くだけではなく、花嫁は父に感謝し、父は新郎に大切な娘と娘の未来を託し、新郎は父から花嫁を託され共に歩いて行くという、2人の人生の縮図を表現した大切な道のりになります。

そんな素敵な言い伝えが残るバージンロード。失敗せずに素敵に歩きたいですよね。

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いざ入場!バージンロードの素敵な歩き方

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花嫁がゲストの前に顔を出す初めての場がバージンロード。

一緒に歩く父よりも花嫁への注目が最も集まるシーンです。
ここがシャッターチャンスと言わんばかりのシャッター音が降り注ぐ中、歩くことになります。
失敗しないように、バージンロードの素敵な歩き方のポイントをご紹介します。

気をつけるべきは姿勢

バージンロードを歩くときに最も意識したいのは姿勢です。視線は新郎が待つ祭壇を見据えて、足元は直線を意識しながら歩きましょう。

シャッターチャンスでもあるので、あまり早く歩くのももったいないです。
ゆっくりと一緒に歩く父や新郎と呼吸を合わせて歩きましょう。

集中しているとだんだん、あごが上がってくる人がいますが、あごは少し引き気味にすることで、より小顔に綺麗な横顔になります。

花嫁の足元はドレスで見えないので参列者からは、歩き方よりも姿勢に目線がいきやすいです。

おなかに力を入れてぐっと背筋を伸ばし、凛とした姿で歩きましょう。
もちろん笑顔は忘れずに。

ドレスは歩きにくいので、ヒールでドレスの裾を踏まないようにゆっくり1歩1歩、踏みしめながら歩きたいですね。どうしても歩きにくい場合は、ヒールでドレスの裾をゆるく蹴りながら歩くのもひとつの方法です。

また、バージンロードを歩くとき手には、ブーケを持つ人が多いかと思います。
ブーケをもつ手は、おへその下辺りを意識すると美しく見えます。

脇に力が入るので、自然と背筋も伸びるはずです。
いずれにしても、ドレスを着て歩く練習が必要になります。
早めに会場入りしてリハーサルをさせてもらいましょう。

歩むリズムをパートナーと合わせる

花嫁はドレスの裾が長く普段と比べると歩きにくいため、一緒に歩く父や新郎が、花嫁に合わせてあげるようなリズムで歩くと呼吸が合いやすいでしょう。

お互いに一緒に歩く練習をしておくとよりスムーズかつ綺麗に歩くことができます。
ゲストが入場する前に練習しておきましょう。

また、ベールをかぶっている花嫁は、視界が悪いので歩きにくいです。

ベールダウンはふんわりかけてもらうようにしましょう。ふんわりかけることで、まつ毛やメイクがベールにつかず、視界も良くなります。

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バージンロードを歩く演出に


ただ歩くだけではつまらないという人のために、バージンロードを歩くときにおすすめの演出についてご紹介します。

フラッグボーイ&ガール

これは、ウェディングフラッグを持って、新郎と新婦の入場をお知らせする役割を担う子供たちのことです。
親戚の子供にお願いしたり、友人に頼んだりする新郎新婦もいます。

挙式直前の少し緊張感のある会場を、フラッグを持った小さな子供が歩いていく姿で和ませる効果があります。また、新郎新婦がペット好きの場合は、ペットの犬の首にフラッグをかけてバージンロードを歩かせるという演出もできます。子供でも犬でもかわいらしくて場が和みますよね。

ウェディングフラッグに書く内容は「Here Comes The Bride (花嫁が登場します)」が一般的。
日付や新郎新婦の名前を書いておくと、挙式後に新居に飾ることができるので2人の記念にもなります。

リングボーイ&リングガール

これも子供にお願いする演出です。リングボーイとリングガールは、新郎の後ろでリングピローにのせた結婚指輪を持ち、バージンロードを共に歩く子供たちのことです。

年齢は4歳から10歳ぐらいで、しっかりとバージンロードを進んで神父の元まで結婚指輪を運べる子供に頼みましょう。
うっかり指輪を落としてしまわれては大変なので、当日お願いする子供と一緒にリハーサルをしておくのもいいかもしれません。

ゲストの中にはリングボーイ&リングガールの演出を知らない方もいると思います。
リングボーイ・リングガールをお願いする子供が決まったら、きちんと演出の説明をし、練習の意味も込めていち早く日取りと役割を打診しましょう。

他にもある!ウェディングの演出相談ならブライダルフェアへ

バージンロードを歩くときの演出やウェディング全体の演出は本当にたくさんあります。

コストがかかる演出もあるので、ブライダルフェアなどに参加して、キャンペーンをチェックしましょう。
ブライダルフェアに参加することで、フェア参加者限定のキャンペーンやご来店特典などがもらえ、通常よりもお得に挙式ができることがあります。

どんな演出があるのかも、ウェディングの演出のプロが熟知しているので、まずはウェディングプロデュース専門のクチュールナオコに相談してみましょう。

海外での挙式やリゾート婚、ゲストハウス婚、フォトウェディングなど理想の挙式スタイルが叶います。2人だけの理想の挙式スタイルをお聞かせください。プランナーがぴったりのプランや演出を紹介してくれます。
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まとめ

さて、今回はバージンロードの歩き方とおすすめの演出についてご紹介しました。

バージンロードを歩くというイベントは、どの挙式スタイルにもほとんど行われるものなので、他に挙式を挙げるカップルと一線を画すためにも、新たな演出にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

合わせて、バージンロードの美しい歩き方をマスターし、ゲストにとっても2人にとっても思い出深い挙式になるように尽力したいですね。

この記事を書いた人

クラウディア編集部

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