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ハワイ挙式で準備しておきたい席札
ハワイ挙式だと、日本で挙式するよりも考えないといけないことが増えてきます。ただ、せっかくハワイで挙式をするからには、細かなところまでおしゃれ感を演出したいもの。当然、席札もおしゃれで個性的なものを準備したいですよね。
席札とは?
テーブルの上に置かれているゲストの名前が書かれたカード。席札によって、ゲストはテーブルのどの位置に座るのかを確認することができます。
席札はゲストを歓迎するアイテムのひとつになるので、席札のデザインによって新郎新婦のセンスや想いを伝えることもできます。
一般的な席札は、自立する紙の表に名前が書かれています。ゲストの名前はフルネームで書き、「様」を必ずつけます。漢字の誤りがないようにしっかりと確認しましょう。
新郎新婦の家族には「様」はつけないので注意してください。10歳未満の小さなゲストがいる場合は、名前のあとに「くん」や「ちゃん」をつけます。
席札は、依頼する人もいれば自分で作る人もいます。依頼するにしても、最終確認は新郎新婦二人で行なうようにしましょう。
席札は自分で作る?依頼する?
席札を準備する方法は、会場に頼む・業者に頼む・自分で作る の3つ。それぞれのメリット・デメリットをご紹介しますので、それを参考に自分たちにピッタリな方法を探してみてください。
・会場に頼むメリット・デメリット
メリットはプランナーさんにお任せできるということ。他の業者とやり取りする必要がないので、時間も労力も節約することができます。結婚式の準備にあまり時間をかけられないカップルには、ピッタリの方法です。
デメリットはコストがかかること。また、会場提携の業者の中から選ぶことになるので、デザインが絞られてしまうこともあります。
「ハワイらしさを演出した席札を用意したい」などのこだわりがある場合は、手作りのほうがいいかもしれません。
・業者に頼むメリット・デメリット
メリットは好みのデザインを見つけやすくなるということ。何度か打ち合わせをする必要はあるものの、作業は業者に任せることができるので、時間と労力をほかの部分にかけることができます。また、会場に頼むよりも費用は抑えることができます。
デメリットは、業者を自分たちで探してやり取りをしなければならないので、時間と手間がかかること。また、サンプルを用意していない業者に頼むと、「思っていたのと違った!」なんてこともあります。
・自分で作るメリット・デメリット
メリットは自分たちの思い通りに作ることができるということです。会場や業者に頼むと、フォーマットが決まっているので個性的でおしゃれな席札にするのは難しいもの。自分で作ればハワイらしさを意識したデザインの席札を作ることも可能です。
また、費用を大幅に抑えることができるのも魅力。すべて手作りにすると、会場に頼むよりも席札1部あたり100円近く費用を抑えられることもありますよ。ゲストの人数が多い場合は、総額にかなりの差が出てきます。
デメリットは、作成に時間と労力がかかることです。結婚式の準備に時間をあまりかけられない、細かい作業が得意ではない、というカップルは、会場や業者に依頼したほうがいいかもしれません。
ハワイ挙式の席札のデザインはどんなの ?
「ハワイらしい席札」と聞いて想像するのはどんな席札でしょうか?ここではハワイらしい席札のアイデアをたくさんご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
ハワイらしさを意識したデザインに
・ハイビスカス
ハワイ州の州花になっているのがハイビスカス。ハワイでは「幸せな未来」や「希望」の象徴ともされているので、席札に入れる柄としてピッタリです!ハワイ挙式の定番のアイコンになっています。
・プルメリア
ハイビスカスとともにハワイの人々に愛されているのがプルメリア。レイに使われている花で、こちらもハワイを代表する花です。カラフルな席札にしたい場合は、プルメリアの柄がおすすめ!
・マリン
ハワイといえば白い砂浜とエメラルドグリーンの海。なので、マリン柄の席札もハワイ挙式であれば会場の雰囲気とマッチします。
・パイナップル
ハワイ定番フルーツのひとつパイナップル。ハワイではパイナップルに「感謝の気持ち」「歓迎」という意味があるので、席札に使うモチーフとしてもってこいです。
紙じゃなくてもいい!?
・貝殻
ハワイらしさを前面に出した席札を用意したいのなら、貝殻がおすすめ!白い二枚貝の内側に手書きで名前を書いていかないといけないので手間はかかりますが、世界にひとつだけの席札を作ることができます。
・シーグラス
海岸で見つかるガラス片で、海の宝石とも呼ばれる「シーグラス」。曇りガラスのような風合いはエレガントでもあるので、ハワイ挙式の席札として相性がいいです。
・めのうのスライス
個性的な席札にしたいと思うのであれば、めのうのスライスを使うのはどうでしょうか?ペーパーウェイトとしても使えるので、記念に持って帰ってもらうこともできます。
・ストーン
大理石風のストーンを使うとラグジュアリーな雰囲気を演出することができます。ハワイの会場にもマッチする席札になるでしょう。
・花
ペーパーの席札に花を添えておくと、リゾートウエディングの雰囲気がより一層高まります。また、クリアケースに花を入れて、蓋に名前を書いて席札代わりにするなんていうアイデアもあります。
ハワイ挙式の席札にひと手間を
ひと手間かけるだけで、ありきたりのモノが個性的なモノ、おしゃれなモノになることはよくあること。席札もそのひとつです。
ハワイ挙式の席札にひと手間をかけると、ゲストにとって記憶に残るアイテムのひとつになるかもしれません。では、どんなふうに手間をかけたらいいのか、みていきましょう。
メニュー表と揃えるとおしゃれ
席札がペーパーの場合は、メニュー表とデザインを揃えるようにしましょう。統一感が出るのでおしゃれに見えます。
席札とメニュー表を単体で見るとおしゃれだけど、テーブル全体で見るとまとまりがなくてゴチャっとなっている。そんなふうに思われたら残念ですよね。
なので、席札を頼むにしても作るにしても、テーブル全体の色合いや雰囲気を考えて、まとまりを演出するように心がけましょう。
ペーパーではなく、貝殻やシーグラスを使うのであれば、ワンポイントになるのでテーブル全体のテーマをそれほど気にしなくともいいかもしれません。
メニュー表と揃えてるメリットは、統一感が出ておしゃれに見えるというだけではありません。メニュー表のデザインを決めた段階で、席札のデザインも統一してもらうようにお願いすれば、打ち合わせなどの時間短縮になります。
結婚式を挙げるまでには決めることがたくさんあるので、手間や時間を削ってもいいと判断したところは、どんどんと削っていきましょう。
裏にはメッセージを
席札はゲストがどこに座るかを示すものなので、表面に名前を書くだけで席札の役割は果たしたことになります。なので、基本的には席札の裏には何も書く必要はありません。
ただ、最近は裏面にメッセージを書くのがトレンドになってきているようです。表面は印刷された文字だけど、裏面は手書きで感謝の言葉が書かれている、そんな席札が用意されていたらゲストはうれしい気持ちになりますよね。
結婚式ではゲスト一人一人に挨拶したいと思っていても、時間の関係上そうできないことも。事前に手書きでメッセージを書いておくと、きちんと感謝の気持ちを伝えることができますね。
席札は小さなアイテムではありますが、ゲストへの感謝の気持ちを詰め込むことができる大切なアイテムでもあります。
最高の式にするためには、席札にこだわるのも重要なことです。ハワイ挙式に合う席札のアイデアをもっと知りたい、提案を聞きたいと思っている方はクチュールナオコにご相談ください。
まとめ
ハワイ挙式をするのであれば、ハワイらしさを演出した個性的でおしゃれな席札を用意してみたいですよね。ひと手間かかった席札があると、参列したゲストにも喜んでもらえるはずです。また、席札の裏面にメッセージを添えておくと、感謝の気持ちを伝えられるのでおすすめですよ♪