カラードレスの似合う色の選び方|肌・髪・体型・パーソナルカラーで判断

2019.05.16 更新

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

ウェディングドレスの選び方

ウェディングドレスの選ぶ基準として、以下の3点をチェックしましょう。

<ウェディングドレスの選び方>

・肌色に合っているか

・髪色に合っているか

・体型に合っているか

この3点に気を付けて、以下の詳細を見ていきましょう。

同じ日本人でも黄味がかっていたり、ピンク味を帯びていたり、アイボリーだったりなど肌の色には個性があります。

それぞれ似合う色が異なるため、試着しながら印象をチェックしましょう。肌の色に合ったドレスの色選びについて、「パーソナルカラー」に触れながら解説していきます。

肌色と同じく、髪色によっても似合う色は違ってきます。例えば、一度も染めたことがない黒髪なら、よりコントラストが際立つビビットカラーのドレスがおすすめです。

赤味のある茶系なら赤味や青味のあるカラー、黄味の強い茶系なら黄味のあるカラー、のように判断するとよいでしょう。

体型によっても似合う色やドレスタイプは異なります。体型に合ったドレスを選ぶことで、スタイルアップ効果が期待できます。

<シルエット別の似合う色>

痩せ型 普通 ぽっちゃり型
似合う色 ・暖色がおすすめ

・寒色を選ぶ際は明るいパステルカラー

・着痩せしたいなら寒色
・華やかに見せたいなら暖色
・寒色がおすすめ
・暖色を選ぶ際は落ち着いたトーン
ドレスタイプ ・Aライン
・プリンセスライン
・エンパイアライン※見せたい体型によって異なります

・Aライン

・プリンセスライン

 

痩せ型の方は雰囲気をやわらかく見せる暖色系がおすすめです。寒色系の方が好みであれば、パステルカラーを選ぶと華やかに見えます。痩せ型が気になるようであれば、ボリュームがあるAラインやプリンセスラインを選びましょう。

エンパイアラインは細身の方こそ着こなせるラインなので挑戦してみてはいかがでしょうか。

普通体型の方は、見せたい雰囲気によって寒色か暖色かを選びましょう。ドレスタイプも華やかに見せたいならAラインやプリンセスライン、大人っぽく見せたいならマーメイドラインかスレンダーラインなど、試着しながらお気に入りを見つけましょう。

ぽっちゃり型の方は体型を引き締める寒色がおすすめです。もし、暖色を選ぶなら、明度や彩度を落とした色を選びましょう。パステルカラーなどの明るい色は膨張色なので、よりふっくらしているように見えてしまいます。

シルエットには、メリハリがついたAラインやプリンセスラインがおすすめです。痩せ型の方におすすめしたエンパイアラインは、ウエストにゆとりがあるため、ぽっちゃり型に向いているように感じますが、ウエストやお腹が気になる方は着るのを控えた方がよいでしょう。

<身長別の似合う色>

身長が低い 身長が高い
似合う色 ・身長を高く見せる効果がある寒色系がおすすめ ・より華やかに見える暖色がおすすめ

・スッキリ見せたいなら寒色系でもOK

ドレスタイプ ・Aライン
・エンパイアライン
・マーメイドライン
・スレンダーライン
・プリンセスライン

身長が低めの方は、引き締め効果がある寒色を選ぶと身長を高く見せることができます。

ドレスタイプは、Aラインだとウエストが細く見えるため、体型にメリハリがつきやすく、エンパイアラインは胸下で切り替えがあるため脚長効果があるのでおすすめです。

身長が高めの方は、暖色を選ぶと身長を活かした華やかな存在感を演出できます。華やかさよりも優雅さを重視する場合は、寒色がおすすめです。

マーメイドラインやスレンダーラインは長身がより美しく映えますが、細身で体型が貧相に見えてしまうと感じる方は、プリンセスラインを選びましょう。

パーソナルカラーからブライダルドレスを選ぶ

パーソナルカラーからドレスを選ぶという手段もあります。自分のパーソナルカラーを知っておくと普段のファッションやメイクにも役立つため、雑誌でも多く取り上げられています。

パーソナルカラーとは

パーソナルカラーとは、その人が生まれ持った色と雰囲気が調和した色のことで、肌や髪、瞳、頬、唇の色などから判断します。パーソナルカラーに応じた色を身に着けることで、以下のような効果があります。

<パーソナルカラーを身に着ける効果>

・垢ぬけた印象に見える
・すっきり引き締まって見える
・健康的に見える

パーソナルカラーは、肌のベースの色が黄味っぽいのか赤味っぽいのか、さらに、似合う色の明度・彩度が高いか低いかによって4パターンに分けられます。

ベースの色の見分け方は、腕の内側で見る方法が最も簡単です。

・外から見える血管が緑味のある色 → イエローベース
・外から見える血管が青や赤 → ブルーベース

また、日焼けをすると黒くなりやすいのがイエローベース、赤くなりやすいのがブルーベースの特徴です。これらの診断結果は、実際にプロの診断を受けると異なることもあるため、あくまで目安にしてください。パターンごとに見ていきましょう。

スプリング|イエローベース×高明度・高彩度

肌が黄味っぽく、明るくクリアな色が似合う人はスプリングタイプです。

<スプリングタイプに似合う色>

・コーラルピンク
・明るいオレンジ
・黄緑
・ベージュ など

サマー|ブルーベース×高明度・低彩度

肌に赤味があり、淡いくすみカラーが似合う人はサマータイプです。

<サマータイプに似合う色>
・ベビーピンク
・パステルイエロー
・スカイブルー
・ネイビー など

オータム|イエローベース×低明度・低彩度

肌が黄味っぽく、こっくりとした色が似合う人はオータムタイプです。

<オータムタイプに似合う色>

・れんが色
・マスタード
・テラコッタ
・カーキ など

ウィンター|ブルーベース×低明度・高彩度

肌に赤味があり、パキッとしたビビットカラーが似合う人はウィンタータイプです。

<ウィンタータイプに似合う色>

・ワインレッド
・フューシャピンク
・深緑
・鮮やかなブルー など

自分に似合うブライダルアクセサリーを選ぶ

パーソナルカラーから似合うアクセサリーの色も判断できます。

イエローベースの肌にはゴールド

スプリングタイプやオータムタイプなどの黄味が強いオークル系の肌には、温かみを感じさせるゴールドが似合います。

可愛らしいイメージがあるスプリングタイプは、イエローゴールドやピンクゴールドに華やかなカラージュエルをあしらった甘いデザインがおすすめです。

大人っぽいイメージがあるオータムタイプは、マットなイエローゴールドに深みのあるオパールや、ガーネットをあしらったアンティークデザインがよく似合います。

ブルーベースの肌にはシルバー

サマータイプやウィンタータイプなどの青味や赤味が強い肌には、涼し気なシルバーが似合います。

エレガントなサマータイプは、シルバーやホワイトゴールドにパールやアクアマリンなどをあしらった繊細なデザインがおすすめです。

クールビューティーな印象を持つウィンタータイプは、サマータイプ同様にシルバーやホワイトゴールドが似合います。パールやダイヤモンドなどのシンプルで輝きが強い洗練されたデザインを選ぶと、なおよいでしょう。

カラーが決まったらデザインで選ぶ

アクセサリーもドレス同様、色だけではなくデザインも重要です。

顔のパーツや体型などによって似合うアクセサリーのデザインは異なります。同じ色のアクセサリーでも、デザインで相手に与える印象が変わってくるので、顔の形や首の長さのバランスがよく見えるデザインを選びましょう。

まとめ

失敗しないカラードレス選びは、肌や髪色から判断するパーソナルカラーや体型に似合う色を知ることが第一歩!アクセサリーもカラードレス同様に、自分の魅力をより表現できるデザインを選ぶことが重要です。

カラードレスやアクセサリーには膨大なラインナップがありますが、事前に似合う色を知っておくことで、限られた時間の中で賢く選ぶことができます。

なお、この記事で紹介した診断方法はあくまで目安であるため、実際にいくつかのドレスを試着してみて、写真映りをチェックしてみましょうね!

この記事を書いた人

クラウディア編集部

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