現地ならではの贈り物にしたい!海外挙式の引き出物アイデア

2019.04.29 更新

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

結婚式は一生の思い出になります。海が見える海外のリゾート地などで海外挙式をしたいと思われるカップルも多いのではないでしょうか。しかし、海外挙式をして悩むのは引き出物の内容。「引き出物が重くてかさばるお皿セットで微妙だった……。挙式も良いイメージが持てない」というように、引き出物1つで結婚式のイメージが左右されることもあります。

今回はゲストの皆さまに喜んでもらえる海外挙式の引き出物をまとめました。参考になれば幸いです。

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挙式の引き出物はゲストへの気持ち

海外挙式において一番重要なことは、「海外挙式はゲストの負担が大きい」と言うことです。

  • 旅費がかかる
  • ご祝儀が必要
  • 時間の都合をつけなければいけない(仕事を休む等)

少なくともこれだけの負担はかかることは念頭に置くべきでしょう。ゲストの中には、参列がてらに海外旅行を楽しむ方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまでついでであり、メインは新郎新婦の為に来てくださっています。

わざわざ海外まで来てくださるゲストの為にも、引き出物にはちょっと力を入れましょう。

この章では引き出物を選ぶポイントや贈り分けについてご紹介します。

引き出物(贈り物)を選ぶ時のポイント

海外での挙式の場合、引き出物(贈り物)を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。

  • 帰国時に荷物にならないように配慮する
  • 金額の目安はだいたい1割程度

飛行機には荷物制限があります。LCC(格安航空券&格安航空会社)などを利用する場合は特に荷物制限が厳しいです。引き出物はかさばらない物を選ぶとゲストの迷惑にもならないでしょう。

食器やタオルセットなどは場所を取りますし、花瓶などの重たい物などもやめておいた方が無難だと思います。また、ゲストからいただくお祝い金から1割程度が引き出物の金額として妥当です。この金額にはご祝儀だけではなく、旅費、宿泊費なども含めて考えます。例えば、ご祝儀を無しにしてゲストの負担を旅費・宿泊費だけにした場合、引き出物は旅費の1割程度を目安とする考え方です。

新郎新婦の結婚式は、ゲストにとって特別な日となります。素敵な思い出になるように、細心の心配りをしたいですね。

引き出物の贈り分け

「引き出物の贈り分け」とは、新郎新婦とゲストの関係性によって引き出物の内容を変えることです。確かに、ご祝儀を多く包んでくれた上司と、1万円程度包んでくれた友人が同じ引き出物では、上司に申し訳なくなりますよね。

~贈り分けのポイント~

  • 引き出物の外観

引き出物の外観は、なるべく揃えるようにしましょう。贈り分けに気付かれないようすることは最低限の気づかいです。

  • お渡しするタイミング

日本に帰れば、すぐ会えるくらい近くに住んでいるゲストには、海外で引き出物をお渡しするより、日本に帰ってお渡しする方がゲストの荷物になりません。しかし、「え?引き出物ないの?」と思われないためにも、ゲストへは事前に帰国してから引き出物をお渡しすることを伝えておくと良いでしょう。メッセージカードやスケジュール表などに、一言書いておくのもおすすめです。

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海外挙式での引き出物は現地らしい贈り物で

海外挙式の場合、現地らしい引き出物を贈ることも喜ばれるでしょう。この章では、感謝の気持ちと思い出を一緒にお渡しできる、そんな引き出物をご紹介します。

現地滞在中に使えるアクティビティをプレゼント

引き出物は「物」である必要はありません。旅行気分が楽しめるアクティビティを贈るのも素敵でしょう。

~例~

  • スパ
  • エステやマッサージ
  • マリンスポーツ体験
  • テーマパークチケット……など

海外のオシャレなスパでゆっくり過ごしていただくのもおすすめです。エステやマッサージなども体験できれば、疲れた体も癒されることでしょう。また、若いゲストにはマリンスポーツやテーマパークチケットなどを贈るのも喜ばれますよ。

しかし、本格的なマリンスポーツは水着などが必要になります。「マリンスポーツを引き出物代わりにプレゼントしよう」と決めている場合は、事前にゲストにお伝えしておくと親切です。ただし、普段からマリンスポーツがお好きな方には素敵なプレゼントとなると思いますが、水着になりたくないゲストもいるでしょう。

ゲストの趣味なども考えて、アクティビティを決める必要がありますね。「オシャレで喜ばれる引き出物ってやっぱり難しいなぁ」という方には、ハワイの挙式場【オーシャンスイートワイキキ】がおすすめです。ここは「ディーン&デルーカハワイ」とコラボしたウエディングプランがあります。

ニューヨーク発のオシャレ食品チェーン店「ディーン&デルーカ」がウエディング業界と初コラボしたことで話題になったプランで、「ディーン&デルーカハワイ」のショップにギフトを並べ、ゲストが実際に見てお持ち帰りいただけるシステムです。ゲストに直接選んでもらえるので、引き出物の内容を悩まなくてすみますよ。

ハワイ挙式なら現地らしい引き出物風のWedding Favor

アメリカで挙式をしたいカップルにおすすめなのが「Wedding Favor(ウエディング フェイバー)」です。「Wedding Favor」とは、3ドル~10ドル程の品物を会場に並べ、引き出物としてゲストに好きなものを選んで持ち帰って頂くことです。アメリカでは「ご祝儀」という概念がありませんので、結婚式ではこういった形でゲストに贈り物をします。

日本からアメリカに来てくれたゲストにも、現地らしい「Wedding Favor」でプレゼントをすれば、帰国してからのお土産話に花が咲きそうです。

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内祝いは現地調達がベター

海外挙式に参加できなかった方への内祝いは、一般的な引き出物で大丈夫です。しかし、せっかくの海外挙式なので、海外らしい物を贈って外国気分を味わってもらいましょう。この章では「内祝い」とは何か?そして海外挙式の内祝いのアイデアなどをご紹介します。

内祝いとは

海外での挙式に参列できなった方が、お祝いだけくださることがありますよね。その場合のお返しとして、贈り物をすることを「内祝い」と呼びます。海外挙式の内祝いは、現地のお土産なども喜ばれるでしょう。しかし、内祝いの量が多い場合や大きくてかさばる場合は、現地からの送料が高くなるので注意が必要です。

現地では小さなお土産を購入しておき、日本で正式な内祝いを買い、両方お渡しするのも喜ばれますよ。

内祝いのアイデア

帰国後の国内披露宴やリターンパーティーなどでお祝いを頂いた場合も、なるべく早くお返しすることが肝心です。現地調達した物などを、手書きのメッセージカードや現地の写真、絵はがきなどと一緒に贈るのも雰囲気が出て良いでしょう。

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まとめ

海外挙式は本当に素敵ですよね。ゲストの皆さまにとっても「良い挙式だった」と思って頂けるように、引き出物は良いポイントをおさえたものにしましょう。今回のポイントをまとめますと

引き出物は

  • かさばらない物
  • 金額は費用の1割程度
  • スパなどのアクティビティチケット……など

また、「引き出物を決めるのが難しい」という方は、ハワイの挙式場「オーシャンスイートワイキキ」の「ディーン&デルーカハワイ」とのコラボプランを選んでおくと良いでしょう。内祝いは「現地のお土産+国内の贈答品」でも喜ばれます。新郎新婦のお二人が納得のいくプレゼントを贈れることを祈っております。

この記事を書いた人

クラウディア編集部

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